自然栽培は、自然界を先生として尊び、学び、自然に沿って生きながら、その大自然の法則を田畑に応用していく農法です。
基本は、自然の土に戻し保つこと。そのため一切の肥料や農薬除草剤などの薬物を使用しません。それを含む種子等も使用しません。
肥料や農薬に頼ることなく大自然の潜在能力を田畑に発揮すること、植物の本来の生き方に向き合うこと、これをもって「自然栽培」と呼んでいます。
自然界では、1cmの土ができるために100年かかります。そして土は、そもそもそこにある植物の残渣物によって作られます。今、日本の田畑のほとんどの土は、肥料や農薬を施したことで「硬く冷えた状態」です。
農薬や肥料すら使わず、種本来の力で育つ自然栽培では、植物の根っこで酸素や水を供給し、その冷え固まった層を耕し出していきます。「温かく柔らかい、水はけ水もちのよい土」にしていきます。どの農家さんも、自然をお手本に観察を深め「作物の身になって」謙虚に一生懸命土づくりに励まれます。
地元九州で生産者の愛情をたっぷりとうけて育ったお米・お野菜は、自然栽培(肥料・農薬不使用) のものを、また、昔ながらの自家採種で種採りした在来種の農作物などを中心として使用しております。
自然のままに育まれた地元の味。生命力あふれる味わいを存分にお楽しみください。
幸せに育った当店の「自然豚」「天草大王」「草うしのお肉」は、「出来るだけ自然にストレスフリーに育てたい」。
その生産者さんの思いから、遺伝子組換えの飼料や抗生剤などを使わず、地元熊本の広い敷地でのびのびと飼育されています。お魚は、天然のものにこだわり、できるだけ、近海のものや、地元でとれるものにこだわっています。
日本の伝統的な食材である発酵食品は“菌”からこだわります。
「天然菌」とは、自然界に存在する多種多様な野生菌のことをいいます。その天然菌の自然の営みを、食品製造に応用したものが日本の伝統文化である発酵食品です。